アキュラ の小型SUV、RDX の2016年型…米国で生産開始
ホンダの高級車ブランド、アキュラは4月16日、ホンダの米国オハイオ州イーストリバティ工場において、アキュラ『RDX』の2016年モデルの生産を開始した。
アキュラRDXの2016年モデルは2月、シカゴモーターショー15で初公開。初代RDXは2006年1月、デトロイトモーターショー06で発表。米国では小型プレミアムCUV(クロスオーバー・ユーティリティー・ビークル)に分類され、BMW『X3』などと競合してきた。
2代目となる現行型は2012年2月、シカゴモーターショー12で発表。シカゴモーターショー15で発表された2016年型は、現行型のデビューから3年を経て、初の大幅改良が施されたモデル。
外観は、フロントのグリルやバンパーを中心に、表情をイメージチェンジ。アキュラのアイデンティティの「ジュエルアイ」と呼ばれる宝石を散りばめたようなLEDヘッドライトが装備される。LEDテールライトやアルミホイールも新デザイン。インテリアは、シルバーおよびブラックのトリムで質感を向上。前席にはシートヒーター、2列目シートにはエアコンが用意される。「アキュラ・ウォッチ」と呼ばれる最新の安全装備も設定された。
4月16日、ホンダの米国オハイオ州イーストリバティ工場から、2016年型アキュラRDXの量産第一号車がラインオフ。イーストリバティ工場のティム・メイヤー工場長は、「昨年、イーストリバティ工場は25周年を迎えた。本日、2016年型アキュラRDXの生産開始を祝福する」と述べている。
- 森脇稔