勤務中の警官が運転するバイクにはねられた高齢女性が重傷
社会
レスポンス
4月28日午後7時40分ごろ、埼玉県秩父市内の国道299号で、徒歩で道路を横断していた86歳の女性に対し、交差進行してきた警官が運転するバイクが衝突する事故が起きた。女性は重傷。警察は運転していた警官から事情を聞いている。
埼玉県警・秩父署によると、現場は秩父市相生町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。86歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた同署・地域課に所属する36歳の男性巡査長が運転するバイクにはねられた。
女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打の重傷。警察はバイクを運転していた巡査長から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。
巡査長は勤務中で、通報対応を行って交番へ戻る途中だった。警察では安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。
- 石田真一