3代目『ホメパト』、トヨタ 86 & スマートEVがデビュー…TOKYO MIRAI JUNCTION
5月5日、東京都世田谷区内にある首都高大橋ジャンクション大橋換気所内の広場にて、社会実験「TOKYO MIRAI JUNCTION(トウキョウ・ミライ・ジャンクション)」開会式と、3代目となる新『ホメパト』の完成披露・出発式が開催された。
このイベントを主催するのは、「コミュニケーションの力で首都高速道路の事故を減らす」という目的を持つ「東京スマートドライバー」プロジェクトだ。2007年に放送作家である小山薫堂氏が発起人となりスタートしたプロジェクトで、現在は賛同企業159社/ご当地プロジェクト37団体/賛同者約15万人の規模に成長している。
そのプロジェクトが「東京の道を世界で一番やさしい道へ」というキーワードを掲げ、交通量の増えるゴールデン・ウィークの5月5日9時から18時の間、首都高速道路での交通事故件数ゼロを目指したのが、社会実験「TOKYO MIRAI JUNCTION」。具体的には、趣旨に賛同した企業や団体などが、その日に各種イベントなどを実施し、交通事故ゼロを呼びかけるというものである。
賛同企業・団体として、車両を提供したトヨタとメルセデスベンツ・ジャパンを筆頭に、J-WAVE、富士通、ジェイアイエヌ、常盤薬品工業、アットアロマ、ジェットイノウエ/ニッポンレンタカーアーバンネット、東京スマートライダー、ペーパードライバースクール、インクリメントP、おもいやりライト運動などが名を連ねた。
そうした協賛イベントを巡ってレポートするのが、プロジェクトの象徴的な存在である「ホメパト」だ。ホメパトは、「良い運転をしたクルマは褒めよう!」という考えで生み出され、初代を日産『GT-R』、2代目を三菱『i-MiEV』が務めた。そして、3代目ホメパトとしてこの日に披露されたのは、トヨタ『86』とメルセデスベンツの『スマート・フォーツー エレクトリックドライブ』の2台であった。
東京スマートドライバーのテーマカラーであるピンク/白のボディカラーを持つ2台は、この日に開催される「TOKYO MIRAI JUNCTION」関連のイベントを巡回するため、報道陣の前から出発していった。
- 鈴木ケンイチ