トヨタ中国販売、7.8%増の9.3万台…2か月ぶりに増加 4月
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トヨタ自動車の中国法人は5月7日、4月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9万2600台。前年同月比は7.8%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
トヨタの4月実績の前年同月比は7.8%増と、3月の20.9%減から一転、回復した。2014年夏にモデルチェンジした主力セダンの『カローラ』と、新型車の『レビン』が、好調な販売の牽引役を果たす。
トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽豊田、広州汽車との広汽豊田の2社がある。
トヨタの2014年の中国新車販売台数は、初の100万台超えとなる103万2400台。前年比は12.5%増と、2桁増を達成した。2015年1‐4月は、前年同期比2.1%増の32万0300台。
トヨタは2015年、中国で前年比6.5%増の110万台以上の販売を目指している。
- 森脇稔