BMW 3シリーズ、欧州で改良新型…内外装をリファイン
ドイツの高級車メーカー、BMWは5月7日、改良新型『3シリーズ』を欧州で発表した。
3シリーズは、BMWの主力車種。BMWの全販売のおよそ25%を占める。初代からの世界累計販売台数は、1400万台以上。今回、欧州で発表された改良新型は、現行3シリーズのデビュー以来、初の本格改良が施されたモデル。セダンとワゴンのツーリングが、同時デビューを果たす。
外観は、前後マスクを、いっそうスポーティに変更。新デザインのヘッドライトは、オプションでフルLEDが選択可能。新デザインのフロントバンパーは、エアインテークが新しい。リアは、バンパーを新設計。テールライトはLED化された。アルミホイールも新デザイン。
室内は、素材の見直しや、クロームアクセントの追加などで、質感を向上。センターコンソールも新デザインで、カップホルダーにスライドカバーが付いた。
メカニズム面では、サスペンションを再チューニング。乗車人数や積載量に関わらず、ダイナミクス性能を引き上げた。BMWは、「ロールを抑え、高いスタビリティと正確なステアリングを追求した」と説明している。
- 森脇稔