三菱自、タイのテストコースが完成…研究開発を強化
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ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)は、R&D(研究開発)強化の一環として新設したテストコースの開所式を実施した。
MMThは、生産能力の拡大に伴い、生産拠点に直結したR&D機能の増強を図っており、テストコースの新設はその一環。テストコースでは、生産の準備段階での品質確認を実施し、タイ生産車の品質強化・商品力強化を図る。なお、三菱自動車のテストコースとしては、日本の岡崎技術センター、十勝研究所に次いで3つ目、海外で初となる。
式典に出席した三菱自動車の中尾龍吾副社長は、「一連のR&D機能強化により、タイ政府の目指す研究開発分野での投資を拡大するとともに技術者の育成にも努めいきたい」と述べた。
- 纐纈敏也@DAYS