日本特殊陶業、米国自動車部品メーカーを買収
業界
レスポンス
日本特殊陶業は、米国の自動車部品メーカーのUCIアクイジッションを2億5750万ドルで買収すると発表した。
UCIの発行済み全株式をUCIホールディングスから取得する。実質的にUCIアクイジッション傘下にあり、スイッチ、イグニッションコイルや圧力センサなどの自動車部品事業を展開するウェルズ・マニュファクチャリングの事業を取得する。
ウェルズは、米国でスイッチやイグニッションコイル、圧力センサなどの幅広い自動車部品を補修市場向けに供給しているが、米国以外の販売に課題があった。日本特殊陶業は、長年築き上げた全世界での販売網を活用し、補修市場での拡販とともに、ウェルズ製品を拡販することでシナジー効果が大きいと判断した。
UCIアクイジッションの株式は7月1日に取得する。
- 編集部