三菱 ランエボ など5車種、米国でリコール…曇りが取れない
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レスポンス
三菱自動車が米国市場で販売している複数車種が、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカから、5車種に関するリコールの届け出を受けた、と発表している。
今回のリコールは、フロントガラスの曇り止めのモーターの不具合が原因。NHTSAによると、フロントガラスの曇り止めのモーターの出力が低下し、曇りが取れず、視界が悪化して事故につながる可能性があるという。
リコールの対象となるのは、2009‐2011年モデル。『ギャラン・フォルティス』、『ギャラン・フォルティス・スポーツバック』、『ランサー・エボリューション』、『アウトランダー』、『RVR』の米国で販売された合計7万6958台が該当する。
三菱モータースノースアメリカでは、対象車の顧客と連絡を取り、モーターを交換するリコール作業を行う。
- 森脇稔