【アウディ A1 改良新型】女性ユーザーも増える? 1リットル3気筒モデル
アウディジャパンは、アウディ『A1』の装備、仕様を変更し6月18日から発売する。今回の最も大きな特徴は、エントリーグレードにアウディ初の3気筒1リットルエンジンの投入にある。
A1は2011年に日本にも導入され、これまでに1万7000台が販売された。今回の変更後は年間6000台が販売の目標となる。
アウディジャパン商品企画プレセールス部の徳永雄三さんは、3気筒エンジン搭載モデルは「A1の大きな柱になる。全体の6割から8割を占めるのではないか」と予想する。
徳永さんによると、A1が属するプレミアムコンパクトを選ぶユーザーは大きく2つに分かれるという。「クルマが大好きで、コンパクトでパワーのあるクルマが欲しい。更に格好良く洗練されたデザインが欲しい方」で、こういった志向には1.4リットルシリンダーオンデマンド(気筒休止システム)を勧める。これは、「燃費は(これまでと)変わらないが、150馬力という出力を持ったクルマだ」。
もうひとつは、「必要十分なパワーで、上質で可愛らしくもあり恰好の良い、洗練されたインテリアとエクステリアを持つクルマを、普段の足として使いたい方」で、こちらは大きなボリュームが予想されることから、「より買いやすい1リットル3気筒エンジンにユーザーが集まってくると思っている。女性比率もこれまで以上に高くなるだろう」とコメントした。
- 内田俊一