ホンダ レジェンド のアキュラ版、米国でリコール…自動ブレーキに不具合
ホンダの高級車ブランド、アキュラが米国で発売している『RLX』(日本名:新型ホンダ『レジェンド』)。同車が米国で、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは5月13日、ホンダの米国法人、アメリカンホンダが明らかにしたもの。2014-2015年モデルのアキュラRLXのリコールを発表している。
今回のリコールは、米国仕様にオプション設定されるCMBS(追突軽減ブレーキ)の不具合が原因。CMBSは、追突の恐れがあると車両が判断した場合、警報をドライバーに発し、追突を避ける操作を促す。さらに、追突が回避できないと判断した場合、自動でブレーキをかけ、追突被害を軽減する安全装備。
アメリカンホンダによると、アキュラRLXのCMBSには、ガードレールやフェンスなどの金属製構造物の近くを走行した際、誤作動を起こす可能性があるという。
これはホンダが5月14日、日本国内向けの『アコードハイブリッド』と『アコード プラグインハイブリッド』で発表したリコールと同じ内容。アメリカンホンダでは、システムのソフトウェアをアップデートするリコール作業を実施する。
- 森脇稔