【マツダ ロードスター 新型発表】小飼社長「ファンにブランドを再認識させていただいたことも」
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マツダは5月20日、スポーツカー『ロードスター』を2005年以来10年ぶりに全面改良し、21日に発売すると発表した。1.5リットルのSKYACTIV技術によるガソリンエンジンを搭載した。税込み価格は約249万〜約314万円で、国内では月500台の販売を計画している。
都内の発表会見で小飼雅道社長は「10年ぶりのフルモデルチェンジが迎えられ、大変うれしく思う。昨年で発売25周年を迎えることができたが、ここまで育てて頂いたお客様のお陰であり感謝申しあげる」と、まずはファンに謝意を表した。
また、この間を振り返り「われわれの経営が非常に厳しい時期があり、マツダのブランドを見失うこともあった。だが、ロードスターに対するお客様の評価の声によって、われわれのルーツはここにあると再認識させていただいたこともあった」と語った。
さらに、初代のメッセージが「だれもがしあわせになる。」であったと紹介し、「これこそマツダブランドの進むべき方向であり、これからも同様の思いでブランドを構築し、中長期の成長につなげていきたい」と話した。
- 池原照雄