ジープ チェロキー 新型、6万台を追加リコール…エアバッグ誤作動の恐れ
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米国の自動車大手、FCA US(旧クライスラーグループ)は5月12日、新型ジープ『チェロキー』およそ6万台を、米国で追加リコール(回収・無償修理)すると発表した。
このリコールは、もともと2月に発表されたもの。エアバッグの不具合が原因。FCA USによると、エアバッグのソフトウェアに不具合があり、センサーが、車両が横転状態にあると誤って検知。サイドエアバッグが、誤動作で展開する可能性があるという内容。
リコールの対象車種は、2014-2015年モデルのジープチェロキーの一部。全世界で22万8181台が対象だった。
今回、FCA USは、米国向けの6万2148台の2014-2015年型チェロキーを、追加でリコールすると発表。FCA USの社内調査の結果、リコールを拡大する判断に至った。
なお、FCA USは、「この不具合に起因した事故や負傷者の報告は受けていない」と説明している。
- 森脇稔