アストンマーティン、DBX コンセプト を出品…コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ
英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンは5月22日、イタリアで開幕した「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」に『DBXコンセプト』を出品した。
コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステは、イタリア・コモ湖畔で毎年開催されるクラシックカーの一大イベント。多くのクラシックカーが集まり、賑わいを見せる。
DBXコンセプトは3月、ジュネーブモーターショー15で初公開。アストンマーティンが近い将来、高級GTカーセグメント参入の可能性を探る目的で開発された1台。世界中のより多くの顧客に、アストンマーティンブランドをアピールするための1台が、DBXコンセプト。
2ドアクーペのボディは、フロントにアストンマーティンのアイデンティティのグリルを装着。緩やかな弧を描くルーフは、シルバーで縁取られた。ボディカラーは、ブラックパールクロミウム。4シーターの室内は、アストンマーティンらしいラグジュアリーさを表現。シートなどには、上質なヌバックレザーがあしらわれる。
アストンマーティンにとって、初のEVそして4WD車という点も、DBXコンセプトの特徴。EVパワートレインの詳細は公表されていないが、KERS(運動エネルギー回生システム)を採用する。
アストンマーティンのチーフクリエイティブオフィサー、Marek Reichman氏は、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステへの出品にあたり、「アストンマーティンの明るい未来を示すDBXコンセプトを、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステの来場者にお見せしたい」とコメントしている。
- 森脇稔