【CESアジア 15】アウディ、中国2社と協力拡大…車載ネット事業を強化
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ドイツの高級車メーカー、アウディは5月22日、中国上海でのCESアジア15の開幕に先駆けて、百度(バイドゥ)と華為技術(ファーウェイ)との協力関係を拡大すると発表した。
百度は中国のインターネット検索最大手。本社は北京市に置く。全世界でも、検索エンジン市場でグーグルに次ぐ2位のシェアを持つ。
華為技術(ファーウェイ)は1988年に設立。通信機器の研究開発や製造などを手がけ、携帯電話やタブレット型端末を生産。日本では、「NTTドコモ」や「ワイモバイル」など数社に、スマートフォンなどを供給している。
アウディと百度は2015年1月、協力関係を締結することで合意。今回はこれを一歩進め、中国市場でインターネット通信機能を持つコネクテッドカーを共同開発すると発表した。
また、華為技術との間では今回、中国市場向けのLTE(高速通信)モジュールを、共同開発すると発表している。
- 森脇稔