ランボルギーニのSUV、生産に関して重大発表か
イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニ。同社が開発中のSUVについて、間もなく、生産についての重大な発表が行われるようだ。
これは5月25日、『ブルームバーグ』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「ランボルギーニが5月27日、イタリアでプレスカンファレンスを開催し、イタリアで新型SUVの生産を行うことを発表する」と伝えている。
ランボルギーニは2012年春、北京モーターショー12において、SUVコンセプトカーの『URUS』を初公開。このコンセプトカーが、いよいよ市販に移されることになる。
URUSの開発テーマは、「スーパーアスリートSUV」。エアロダイナミクス性能を徹底追求した躍動感のあるフォルムが目を見張る。主要ボディパネルはCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製、フロントスポイラーやサイドシル、リアのディフューザーはカーボンファイバー製とするなどして、軽量化を実現する。
ボディサイズは、全長4990×全幅1990×全高1660mm。ランボルギーニによると、同じクラスのSUVの中で、最も背の低いプロポーションを持ち、最も軽量に仕上げられるという。搭載されるエンジンの気筒数や排気量は明らかにされていないが、最大出力は600psと公表。デュアルクラッチトランスミッションに、フルタイム4WDを組み合わせる。
5月27日にも、生産について公式発表が行われる可能性が出てきたランボルギーニのSUV。同メディアは、「イタリア政府が、ランボルギーニの新型SUVの生産を支援。当初、イタリア国外での生産を検討していたランボルギーニが、イタリア国内での生産を決断した」とレポートしている。
- 森脇稔