VW ゴルフ カブリオレ、欧州で新エンジン…1.2ターボ搭載
欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは5月21日、欧州向けの『ゴルフ カブリオレ』に新エンジンを搭載すると発表した。
現行ゴルフ カブリオレは2011年春、ジュネーブモーターショー11で発表。『ゴルフ』にカブリオレが設定されるのは、4代目(1997-2004年)以来、7年ぶり。その4代目カブリオレも、中身は3代目(1991-1997年)のビッグマイナーチェンジ版だったから、まさに久々の復活。
新型はハッチバックをベースにしながら、フロントウインドスクリーンを傾斜させるともに、ルーフラインを低くするなどして、スタイリッシュな雰囲気を演出。電動トップは『イオス』との兼ね合いから、伝統のソフトトップが採用され、30km/h以下なら走行中でも開閉できるようにした。
今回、フォルクスワーゲンは、欧州向けのゴルフ カブリオレに新エンジンを搭載。直噴ガソリンターボエンジン「TSI」は、最大出力が105psから150psまで。このうち105ps版は、1.2リットル直列4気筒のダウンサイジングユニットとなる。
また、全エンジンが、最新の欧州の排出ガス規制、ユーロ6に適合。最新世代のオーディオ&ナビゲーションシステムも採用されている。
- 森脇稔