500馬力のワーゲンバス!? 911用空冷エンジン搭載のモンスター

モータースポーツ レスポンス

5月中旬、オーストリアで開催された「GTIミーティング・アット・ヴェルターゼー」。「ワーゲンバス」として親しまれるフォルクスワーゲン伝統の『T1』に、ポルシェエンジンを移植したモンスターが登場した。

GTIミーティング・アット・ヴェルターゼーは、今年で34回目。欧州最大規模のフォルクスワーゲングループのファン感謝イベント。フォルクスワーゲングループから、フォルクスワーゲン、アウディ、セアト、シュコダなどの各ブランドが参加。オーストリアの会場には、欧州から多くのファンが集まり、盛り上がりを見せる。

このフォルクスワーゲンT1は1962年式をベースに、Fred Bernhard氏がカスタマイズした1台。車名は、『T1レース・タクシー』。そのハイライトは、車体の後部に搭載されるポルシェ『911』用の空冷フラット6にある。

「993」型911から移植された3.6リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、2個のターボで過給。最大出力530ps、最大出力77.2kgmを獲得する。

トランスミッションは6速MTで、「996」型の『911GT3』用。ブレーキとステアリング系も、993型911から流用された。カーボンファイバーの使用により、車両重量は1500kgに抑えられている。

  • 森脇稔
  • フォルクスワーゲン T1 レース・タクシー
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