ボルボ XC90 新型、早くもリコール…配線損傷でエアバッグが作動しない恐れ
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スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズが発売したばかりの新型最上級SUV、『XC90』。同車が早くも、リコール(回収・無償修理)を行うことが判明した。
これは5月27日、ボルボカーズが明らかにしたもの。新型XC90に関するリコールを実施すると発表している。
今回のリコールは、電気系統の配線の不具合が原因。ボルボカーズによると、新型XC90の前席の電気系統の配線が、損傷を受けている可能性がある。これにより、前席サイドエアバッグが事故の際、作動しない恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、2016年モデルのおよそ200台。その多くが、欧州のスウェーデンと、米国で販売された車両となる。
ボルボカーズは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で点検を行い、配線を交換するリコール作業を行うとしている。
- 森脇稔