【リコール】BMW 116i など1万台、燃料ポンプ不具合でエンジン停止のおそれ
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は6月4日、BMW『116i』などの燃料ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『116i』『120i』『135i』『220i』『M235i』『320i』『320iグランツーリスモ』『328i』『328iグランツーリスモ』『335i』『335iグランツーリスモ』『アクティブハイブリッド3』『420i』『420iグランクーペ』『428i』『435i』『435iグランクーペ』の17車種で、2012年6月20日〜2014年4月5日に製造された1万0012台。
燃料ポンプにおいて、当該ポンプ内部の製造工程が不適切なため、内部に異物が混入しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、燃料ポンプ内のインペラに異物が噛み込み、燃料ポンプが停止し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し再始動ができなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、対策品の燃料供給ユニットに交換する。
不具合は23件発生、事故は起きていない。市場からの報告及び国土交通省の指摘により発見した。
- 纐纈敏也@DAYS