オペル、パワートレインセンターの建屋が完成…2017年稼働へ
業界
レスポンス
米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルグループは5月末、ドイツに建設中のパワートレインセンターの建屋が完成した、と発表した。
このパワートレインセンターの建設に、オペルグループは2億1000万ユーロを投資。ドイツ・リュッセルスハイムのオペル本社工場に建設されている。
パワートレインセンターは、2017年に稼働する予定。エンジンなどの研究開発やテストを行う7棟で構成される。
現在、世界規模で、さらに燃費効率やCO2排出量に優れるパワートレインが求められている。オペルグループはこの新施設で、研究開発を強化していく方針。
オペルグループのカール-トーマス・ノイマンCEOは、「2020年のCO2排出量削減目標の達成に向けて、新しいパワートレインセンターが、効率良く研究開発を進めていく」と述べている。
- 森脇稔