トヨタの豪州セダン オーリオン、最上級車が カムリ 顔に
トヨタ自動車が5月下旬、オーストラリアで発表した『オーリオン』の2015年モデル。最上級グレードが、『カムリ』の顔つきで登場している。
2015年モデルは、最上級グレードの「Presara」を継続設定。新たに採用された専用グリルやLEDヘッドランプ&フォグランプなどが、外観上の識別点となる。
また、Presaraでは、車線逸脱警報やリア・クロス・トラフィック・アラート、ブラインドスポットモニターなど、安全装備の充実が図られた。また、10スピーカーのJBL製オーディオ、ナビシステム、前席パワーシート、レザーアクセントシートなどを標準装備。
このPresaraの表情は、日本仕様の現行『カムリ』の前期型と同じデザイン。メッキグリルは、2014年9月のマイナーチェンジ前のカムリに装着されていたものと、共通となる。もともとカムリをベースとしていたオーリオンだが、今回の仕様変更によってリアデザインを含め外観上は「ほぼカムリ」となった。
なお、Presaraの現地価格は、5万0440オーストラリアドル(約480万円)からと公表されている。
- 森脇稔