ダイムラー と ボッシュ、自動駐車システムを共同開発
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ドイツの自動車大手、ダイムラーは6月9日、ボッシュと自動駐車システムを共同開発すると発表した。
この自動駐車システムは、外出先で利用する駐車場での使用が前提。専用のアプリケーションをダウンロードしたスマートフォンを使って、車両を指定の場所に自動的に駐車できるのが特徴となる。
自動駐車システムは、駐車場側のインフラ、ボッシュの車両コントロールユニット、メルセデスベンツ車の最新センサーなどで構成される。これらが連携することで、自動駐車が可能になる。
また、この共同プロジェクトには、ダイムラーのカーシェアリングプログラム、「car2go」も参画。ダイムラーは、この自動駐車システムを、car2goに導入する方針。
ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車研究開発担当、トーマス・ウェーバー取締役は、「自動駐車システムは、自動運転へと進むステップとなる」とコメントしている。
- 森脇稔