フォード エクスプローラー の2016年型、米国で生産開始
米国の自動車大手、フォードモーターは6月9日、米国イリノイ州のシカゴ組み立て工場において、2016年モデルのフォード『エクスプローラー』の生産を開始した。
2016年モデルのエクスプローラーは2014年11月、ロサンゼルスモーターショー14で初公開。現行型のデビューから約4年を経て、初の大幅改良を実施。外観は、グリル、ヘッドライト、バンパーのデザインを見直し、表情を一新。リアは、テールライトを新デザインとした。
室内は、ドアアームレストの素材を見直し、クオリティを向上。インフォテインメントシステムは、タッチパネル方式から、スイッチ方式に改め、操作性を引き上げる。
2.0リットル直列4気筒ターボ「エコブースト」は、新型『マスタング』にも搭載された「2.3エコブースト」に置き換え。最大出力は270hp、最大トルクは41.5kgmと、2.0リットルに対して、出力は12.5%、トルクは11%向上させた。
6月9日、シカゴ組み立て工場から2016年モデルのエクスプローラーがラインオフ。同工場からは2014年、およそ5万4000台のエクスプローラーを出荷。北米以外では、世界100以上の市場に投入されている。
- 森脇稔