トヨタ、米ミシガン州の技術センターの拡張工事を開始
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トヨタ自動車は6月11日、米国ミシガン州のTTC(トヨタ・テクニカル・センター)において、拡張工事の起工式を行った。
トヨタは、このプロジェクトに、1億2600ドル(約155億円)を投資。ヨークタウンシップに、新たに2つの建物を建設する。それは、車両開発のプロトタイプ施設と、サプライヤーセンター。
サプライヤーセンターは、トヨタとサプライヤーの関係を、さらに強固にするための施設。トヨタの開発部門がサプライヤーと日々協力し、トヨタの顧客のニーズを、より満たすことを目指す。
また、TTCの拡張は、ミシガン州アナーバーにおけるパワートレインの開発も、強化する役割を担う。トヨタは、北米向け車両のエンジンやオートマチックトランスミッションの開発を促進していく。
なお、拡張工事は、2016年後半に完成する予定。北米トヨタのジム・レンツCEOは、「この拡張が、トヨタの北米部門が進める一元化の重要な要素になる」と述べている。
- 森脇稔