【ルマン24時間 2015】19号車ポルシェ、ヒュルケンベルグが乗り込み最終スティントへ
2015年のルマン24時間耐久レース。13日15時(日本時間22時)にスタートした伝統の一戦はまもなくゴールの瞬間を迎えようとしている。
中盤以降はトップを死守している19号車ポルシェ(N・ヒュルケンベルグ/E・バンバー/N・タンディ)。残り1時間30分でピットインし、現在F1にも参戦しており今回も昼夜問わず大活躍をみせたニコ・ヒュルケンベルグが乗車。1998年以来となるポルシェの総合優勝を成し遂げるためコースインしていった。
2番手には1周差で17号車(T・ベルンハルト/M・ウェバー/B・ハートレー)も着実に周回を重ね、このまま行けばポルシェが最高峰クラス復活2年目でワン・ツーフィニッシュを飾ることになる。
3番手以降のアウディ勢とはまとまったタイム差があるため、あとはペースを落として着実にゴールまで行きたいところ。しかし上空には分厚い雲に覆われており、予報でも雨が降ってくる可能性が高いと言われている。
今年はフリー走行の走り出しから、予選・決勝と完璧なレース運びをみせ、アウディとの一騎打ちでもプレッシャーに屈することなく最後まで耐久レースの名門らしい堂々とした走りをみせてきた。
このままポルシェが有終の美を飾ることができるか。日本時間の14日22時にゴールを迎える。
- 吉田 知弘