フィアット 500 のEV、米国で2度目のリコール…クルーズコントロールに不具合
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フィアット『500』をベースに開発され、米国市場で販売されているフィアット『500e』。このフィアット500のEV版が、米国で今年2度目のリコール(回収・無償修理)を実施する。
これは6月9日、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)USが明らかにしたもの。「フィアット500eをリコールする」と発表している。
今回のリコールは、500eのクルーズコントロールの不具合が原因。FCA USによると、フィアット500eのクルーズコントロールのソフトウェアに不具合があり、駆動システムがニュートラル状態になる可能性があるという。
リコールの対象となるのは、2013-2015年モデル。米国で販売された3975台が、リコールに該当する。
FCA USでは、対象車を保有する顧客に通知。販売店で、ソフトウェアをアップデートするリコール作業に着手する予定。なお、フィアット500eの2015年のリコールは、4月に続いて2度目となる。
- 森脇稔