フィアット欧州販売 9%増、ジープは134%増…5月

業界 レスポンス

イタリアの自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は6月16日、5月の欧州における新車販売の結果を公表した。総販売台数は7万8387台。前年同月比は9%増と、9か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、主力のフィアットが前年同月比7.1%増の5万8680台と、6か月連続で増加。『500』シリーズと『パンダ』が、引き続き販売を牽引。フィアットブランドが5月、欧州Aセグメントにおいて、29か月連続で市場シェア1位を確保した。5月実績は、パンダが1万5200台。『500L』は24.1%増の7900台。SUVの『500X』も、5700台と好調。

また、ランチア/クライスラーは、前年同月比24.1%減の5685台と、3か月連続で減少。アルファロメオは5588台を販売。前年同月比は0.4%増と、3か月ぶりに前年実績を下回った。

ジープブランドは、前年同月比134.2%増の7558台と、17か月連続の前年超え。これは新型コンパクトSUV、『レネゲード』投入の効果が大きい。

国別の販売実績では、地元イタリアとスペインが好調。5月実績の前年同月比は、イタリアが13.4%増、スペインが19.4%増。フランスも3.4%増と伸びた。

また、高級スポーツカーのフェラーリとマセラティは5月、欧州で合計857台を売り上げている。

  • 森脇稔
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