警視庁、トヨタのハンプ常務役員を麻薬輸入容疑で逮捕
社会
レスポンス
トヨタ自動車のジュリー・ハンプ常務役員(55)が6月18日に、麻薬取締役法違反の容疑で警視庁に逮捕された。NHKなどの報道によるとハンプ氏が今月、米国からの国際郵便で取り寄せようとしていた錠剤に日本では麻薬に指定されている成分が含まれていた疑い。
取り調べに対し、ハンプ氏は「麻薬を輸入したとは思っていません」と話しているという。問題の成分は医師の処方で鎮痛剤に使われることもあるとされている。トヨタの広報部は「事実関係を確認中」とコメントしている。
ハンプ氏は2012年にトヨタの米国統括会社に副社長として入社、今年4月には女性としては初めてトヨタの役員に就任している。
- 編集部