ランボルギーニ、日本の若手ドライバー育成に注力…スクアドラコルセ
ランボルギーニのレース活動部門、「ランボルギーニ・スクアドラコルセ」にとって2015年は、とても重要な年になるという。
そう話すのは、ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・グローバルコーディネーターのクリスティアーノ・インヴェルニ氏だ。まず、ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオシリーズの参加車両に『ガヤルド LP570-4 スーパートロフェオ』からその後継の『ウラカン LP620-2 スーパートロフェオ』を投入したことがある。
インヴェルニ氏は、「全く新しいコンセプトで開発したピュアなレースカーだ。開発にあたっては慎重にパートナーを選んだ」とコメント。エアロダイナミクスではダラーラ。そのほかモーテックやエクストラック、オーリンズ、ボッシュなどのパートナーと組み開発された。
また、昨年からランボルギーニのヤングドライバープログラムを、今年からGT3ジュニアプログラムも始動した。この狙いについてインヴェルニ氏は、「26歳以下の才能あふれる若手のドライバーが、プロになるためのキャリアをサポートするためのプログラムだ」と話す。このドライバーは、ランボルギーニの新しいマシンのテストセッション参加や、ドライビングスクールのインストラクターとして参加することも考えられている。
また、日本市場においても、ランボルギーニ・スクアドラコルセは活動する。「ランボルギーニにとって日本市場は急速に成長している非常に重要な市場であることを踏まえ、若手ドライバーのサポートの一環として、日本のフォーミュラ4選手権にスクアドラコルセのジュニアチャンプが2台で参戦する」とし、プライベートドライバーだけでなく、若手ドライバーの育成にも積極的に取り組んでいることをアピールした。
- 内田俊一