フィアット 500、欧州で改良新型…変更点は1800か所
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イタリアの自動車大手、フィアットは7月4日、フィアット『500』の改良新型モデルを、イタリアで発表した。
現行のフィアット500は2007年3月、欧州で発表。名車、500の復活として話題を集めた。現在、世界100か国以上に出荷され、累計販売台数は150万台を超えている。今回、イタリアで発表されたのは、デビューから8年が経過して、現行500にとって、初の大幅改良が施されたモデル。
改良は内外装が中心。従来モデルからの変更点は、およそ1800か所にのぼる。外観は、フロントのヘッドライトやバンパーが新デザイン。ヘッドランプはスラントした新形状。LEDデイタイムランニングライトも組み込まれた。バンパーは、クロームを追加。
リアは、テールランプやバンパーが新デザイン。足元では、アルミホイールが新しい。サイズは、15または16インチ。
室内は、ステアリングホイールやシートが新デザイン。「Uconnect」と呼ばれる最新の車載インフォテインメントシステムも用意された。遮音材の追加により、静粛性も引き上げられている。
- 森脇稔