【フランクフルトモーターショー15】VW ゴルフ スポーツバンに「Rライン」…スポーティ仕様
欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは9月3 日、『ゴルフ スポーツバン』に「Rライン」を設定すると発表した。実車は9月15日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー15で初公開される。
ゴルフ スポーツバンは2013年秋、フランクフルトモーターショー13で、コンセプトカーを初公開。2014年5月、市販モデルを発表した。
『ゴルフ』ファミリーには、ミニバンの『ゴルフ プラス』がある。ゴルフ スポーツバンは、ゴルフ プラスの後継車。ゴルフ プラスに対して、室内空間を拡大したのが、ゴルフ スポーツバンの特徴。とくに後席は、前後に180mmのスライドが可能。荷室容量は、最大で1500リットル以上(VDA計測法)と充分な容量を備える。
フランクフルトモーターショー15で初公開されるのが、ゴルフ スポーツバンのRライン。Rラインは、フォルクスワーゲンの子会社のフォルクスワーゲンR社が、フォルクスワーゲンの市販車に特別なカスタマイズを実施したモデル。最近のRラインは、内外装のドレスアップを主体にした仕様が中心となっており、日本でも『ティグアン』や『パサート』、『ゴルフヴァリアント』に、Rラインが用意される。
ゴルフ スポーツバンのRラインでは、「エクステリアパッケージ」として、専用フロントバンパー&グリル、ディフューザー付きリアバンパーを採用。クロームエグゾーストやダークテールライトも装備された。
また、「インテリアパッケージ」では、専用スポーツシート、ステンレス製ペダル、スポーツステアリングホイールなどが、採用されている。
- 森脇稔