【デリーモーターショー16】トヨタ、インドに新ハイブリッド車を投入へ
トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は1月28日、インドで2月3日に開幕するデリーモーターショー(オートエキスポ)16に向けて、新たなハイブリッド車をインド市場に投入すると発表した。
トヨタは現在、インド市場において、『カムリ・ハイブリッド』と『プリウス』(先代モデル)のハイブリッド2車種を販売中。デリーモーターショー16では、インドでのハイブリッド車販売の強化に乗り出す。
具体的には、デリーモーターショー16の会場に、トヨタのハイブリッド車の専用ブース、「ハイブリッド・ゾーン」を設置。トヨタ・キルロスカ・モーターは2015年、インドで1000台のハイブリッド車を販売したが、さらなる増販を目指す。
TKMはデリーモーターショー16において、新たなハイブリッド車のインド市場投入を発表する予定。現時点で車種名は公表されていないが、TKMは、「乗用車セグメントにおいて、ハイブリッド技術をとくに強調していく」と説明。
TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「顧客に対してハイブリッドが、環境とパワーを両立する技術であることをお見せしたい」とコメントしている。
- 森脇稔