WCOTY ラグジュアリーカー、ファイナリスト5台…日本車はなし
ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は1月26日、「2016ワールドラグジュアリーカー」のファイナリスト5台を発表した。
ワールドラグジュアリーカーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の部門賞のひとつ。今回は2014年秋から2015年秋にかけてデビューした新型車の中から、最も高級車に相応しい1台を選出する。
条件は、2016年5月末まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象外。世界23か国、 74名のジャーナリストの投票で決定する。
2016ワールドラグジュアリーカーのファイナリスト5台は、以下の通り。
アウディQ7
BMW 7シリーズ
ジャガーXF
メルセデスベンツGLEクーペ
ボルボXC90
5台のファイナリストは、欧州車ばかり。SUVが3車種、サルーンが2車種と、勢力を2分した。なお、前回はファイナリストに、レクサス『NX』と『RC』の2台が残ったが、今回、日本車は1台もない。
2016ワールドラグジュアリーカーは3月23日、米国で開幕するニューヨークモーターショー16で発表される予定。前回は、新型メルセデスベンツ『Sクラスクーペ』が、ワールドラグジュアリーカーの称号を得ている。
- 森脇稔