【新聞ウォッチ】トヨタ、新日鉄住金など鉄鋼各社と鋼材値下げで合意---1年半ぶり

業界 レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年8月24日付

●AIで観光渋滞緩和、国交省、秋から社会実験(読売・1面)

●新エネ車生産中国がノルマ、18年にも新規制検討、日系メーカーに逆風(読売・9面)

●トヨタと鉄鋼各社鋼材値下げで合意、1年半ぶり(読売・9面)

●南アルプス掘削中、リニア最難関(読売・32面)

●花咲徳栄V埼玉勢初,強攻広陵に打ち勝つ(朝日・1面)

●MRJ飛行中エンジン停止(朝日・8面)

●楽天サイト地図に「東海」旅行予約グーグルマップ利用(産経・1面)

●東芝半導体売却先、WD陣営へ切り替え検討(産経・10面)

●「自転車シェア」日本上陸(産経・10面)

●トヨタ系列390社、転居先の就職紹介、結婚や介護人材離れ防げ(東京・7面)

●アウディ、車の屋根に採用、三菱ケミ炭素繊維複合材(日経・14面)

●ガソリン価格横ばい、店頭131.3円、原油値動き小さく(日経・23面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車と新日鉄住金などの大手鉄鋼各社は、半年に1度のペースで主要部品として使われる鋼材価格の見直交渉を行っているが、その自動車用鋼材価格を引き下げる方向で合意したという。

きょうの読売や日経などが取り上げている。それによると、2017年度上期(4〜9月)の自動車用鋼板価格を、16年度下期(16年10月〜17年3月)に比べて値下げするという。製鉄に使う主原料の石炭価格の高騰が一段落したためで、15年度下期(15年10月〜16年3月)以来、1年半ぶりの値下げとなるそうだ。

日経によると、今回の価格交渉を踏まえて、トヨタでは系列部品メーカーに支給する自動車用鋼材の17年度下期(10月〜18年3月)の価格を上期(4〜9月)に比べて、1トン当たり5000円前後引き下げる見通しで、近く部品メーカーに通知するという。

トヨタと鉄鋼各社の価格交渉の結果は、鋼材を多く使用する造船や電機など他の産業にも影響を与えることは確実で、今後は値下げの動きが広がるとみられる。一方で、鉄鋼各社にとっては、鋼材価格の値下げは、業績見通しの下振れ要因ともなりかねないだけに悩ましい。

自動車部品の中でも軽量化に伴い、アルミのほか、炭素繊維などの複合素材も増えており、旧態依然とする痛しかゆしの鋼材価格交渉がいつまで続くのかも注目だ。

  • 福田俊之
  • 三菱ケミカルの炭素繊維複合材を採用したアウディRS5
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