【新聞ウォッチ】日産、不正検査の「上塗り」発表、西川社長2枚目のイエローカードでも“退場”表明なし

業界 レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年10月20日付

●日産国内出荷全て停止、無資格検査4工場継続発覚、再発防止策従わず(読売・1面)

●ライドシェア交通の革命(読売・6面)

●神鋼遠い「安全宣言」国際規格取り消しも、車各社は「アルミ板問題なし」(読売・10面)

●スーパーカブ世界で1億台(読売・10面)

●天皇陛下退位19年3月末、即位・新元号4月1日(朝日・1面)

●神鋼製の安全性確認、トヨタ・ホンダなど(朝日・11面)

●東証29年ぶり13連騰、バブル期以来歴代2位(毎日・2面)

●最上級レクサスHVモデル発売、安全機能向上(毎日・7面)

●あおり運転3057件摘発、遭遇「距離取って通報を」(産経・30面)

●エコカー新規制外資が対応苦慮、中国、19年から義務付け(日経・13面)

ひとくちコメント

サッカーでも「イエローカード」を2枚もらうと即刻、退場処分を受けるが、「お客様からの信頼を回復し、事業を正常化に戻すことが私の使命と責任」などと、相変わらず“優等生”の経営者のような答弁では、自ら身を引くようなことはないようだ。

日産自動車が、追浜工場など国内の工場で無資格従業員による検査問題の発覚後も不正行為の「上塗り」を続けていたことが判明し、再び出荷停止に追い込まれた。10月19日午後7時から横浜の本社で西川廣人社長としては2回目の謝罪会見を開いて、問題の経過説明を行ったが、「大変申し訳なく、残念な報告をさせていただく」と切り出したものの、頭の下げる角度は決して“深々”とではなく、時間も1〜2秒と短かった。

しかも、問題の背景を問われると「言い訳のしようがない」としたうえで「課長と係長とのコミュニケーションのギャップが非常に大きかった」と、「現場の不手際」を強調し、「20年以上前から慣習化していた」などと、経営の責任を逃れのような発言もみられた。

きょうの読売、毎日が1面トップをはじめ、各紙が1面、総合面、経済面、社会面などで「日産国内出荷全て停止、無資格検査、4工場継続発覚」を詳しく取り上げている。

各紙の解説記事のタイトルをみると、読売は「日産『信頼裏切った』、現場管理ずさん、ブランド価値低下必至」、朝日は「日産、社内統制きかず、経営陣の責任問題不可避」、毎日も「日産への不信底無し、西川社長法令順守甘さ認める」。

産経は「日産社長強気発言を一転」、東京は「日産、ずさんな組織管理」。日経は「日産、経営陣の指示届かず」と、各紙ともずさんな組織を指摘。「ブランド価値の低下は避けられず、消費者の信頼回復への道のりは険しい」としている。そして、共通しているのは「経営陣の責任問題への発展は避けられない」との見方だった。

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