【スーパーフォーミュラ】2019年導入の次期マシンもダラーラが開発…イメージ画像公開、クイック&ライトのコンセプトを継続

モータースポーツ レスポンス

21日、スーパーフォーミュラのシリーズ運営団体JRP(日本レースプロモーション)は、今季最終戦開催中の鈴鹿サーキットで次期車両「SF19」についての発表を行なった。現行車のSF14に引き続き、クイック&ライトのコンセプトを継続、イタリアのダラーラ社が開発を担当する。

世界最速の量産フォーミュラレースといってもいい、現在のスーパーフォーミュラ(SF)。そのシャシーには、2014年から世界最大手の量産レーシングカーコンストクラクターであるダラーラ社が開発した「SF14」が使用されている。5年ぶりのモデルチェンジとなる2019年導入の「SF19」もダラーラ社が開発を担当、より最新の安全基準を満たしたマシンを供給する。

JRPの車両コンセプトは今回も「クイック&ライト」。これを具現化した現行車SF14がシリーズを「ドライバーとチームの力で競う、真にスポーツらしいレース」(JRP倉下明社長談)としてさらに好内容化したことを受け、SF19でも一層の進化を狙う。

会見に出席したダラーラ社のCEO、アンドレア・ポントレモリ氏は「空力開発の部分で、よりオーバーテイクがしやすいマシンにしたい」との旨を表明。安全基準に関してはSF14が2010年基準適合であったのに対し、SF19は2016年基準適合へ進化するという。また、最近はF1でも話題になっている「HALO」と呼ばれるコクピット防御機構の装備や、車両からのライブ情報発信を一層進化させることへの対応等も考えたつくりのマシンになるそうだ(今回のイメージにHALOはついていない)。

スピード的には、JRPの技術顧問であり、かつてはホンダでF1やSUPER GTの技術主任を務めていた白井裕氏は「ラップタイム2秒アップくらいを目指したい。シャシーで1秒、タイヤで1秒」との意向を示している。なお、エンジンは現在の2リッターターボ、NRE(日本レースエンジン、トヨタとホンダの2種が現存)が継続使用され、ワンメイクタイヤも昨季から使用されているヨコハマが継続となる。

今後、11〜2月にCFD(数値流体力学)〜風洞と主に空力面の開発が進み、来年6月にテスト車両完成、7月には走行テスト開始が予定されている。そして10月に最終仕様確定・量産開始、参戦チームへの車両デリバリーは2019年1月となる見込みだ。

より進化したマシンの登場で、シリーズのさらなる活性化が期待される。

  • 遠藤俊幸
  • スーパーフォーミュラの次期マシン「ダラーラSF19」のイメージ画像。
  • スーパーフォーミュラの次期マシン「ダラーラSF19」のイメージ画像。
  • ダラーラ社のCEO、ポントレモリ氏。《撮影 遠藤俊幸》
  • 左からJRPの技術顧問・白井氏、倉下社長、ダラーラ社のポントレモリ氏。《撮影 遠藤俊幸》
  • スーパーフォーミュラの現行マシン「ダラーラSF14」。《撮影 遠藤俊幸》
  • スーパーフォーミュラの現行マシン「ダラーラSF14」。《撮影 遠藤俊幸》
  • スーパーフォーミュラの現行マシン「ダラーラSF14」。《撮影 遠藤俊幸》
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