【スーパーフォーミュラ 最終戦】荒天のなか、予選は実施されるも「日曜の決勝は中止」が決定…石浦宏明が2度目の戴冠を果たす

モータースポーツ レスポンス

スーパーフォーミュラ(SF)最終戦は21日、荒天のもと鈴鹿サーキットで予選が実施されたのだが、台風21号接近の状況等を総合的に考慮し、翌22日(2レース制の決勝日)の開催中止が決定された。これに伴い、石浦宏明の2年ぶり2度目のチャンピオン獲得が決まっている。

予報通り、強い雨に見舞われたこの日の鈴鹿サーキット。朝9時10分からのフリー走行開始を前に、天候を考慮していくつかの状況推移を想定した決定が下されるなどしたのち、なんとかセッションは進み、午後の予選もQ1のみながら終了した(赤旗中断多発、最後の赤旗で終了)。

Q2〜Q3が実施されなかった場合の“事前想定”によって、「レース1の予選順位はQ1のベストタイム順で、レース2の予選順位はQ1のセカンドベストタイム順でそれぞれ決定」というかたちになり、レース1のポールは#36 A.ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ)、レース2のポールは#20 J.マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)が獲得した。

#36 ロッテラーは今季初ポール。新人の#20 マーデンボローは自身初めてのポール獲得で、これで今季は7大会・計9レースですべてポールシッターが異なるという結果になっている。

そして予選前の時点で8人に可能性が残っていたチャンピオン争いは、ポールポジション得点「1」×2の行き先が決まった段階で、6人に絞られた(自力圏内も4人から3人に減少)。しかし夕刻5時15分に、翌22日の大会全日程中止が決定。シリーズ運営団体JRPの倉下明社長のコメントによれば代替日程も検討されたそうだが、今季中の開催は困難との判断で、チャンピオン争いも収束することになった。

シリーズチャンピオンに輝いたのは、#2 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)。自身2年ぶり2度目の王座で、セルモインギング陣営からは3年連続の王者輩出となっている。同陣営はチームタイトルも獲得し、2年連続の2冠独占を達成(シリーズチャンピオンのコメントは追って詳報にて紹介)。

シリーズ2位〜3位はともに新人の海外勢で、2位が#15 P.ガスリー(TEAM MUGEN/ホンダ)、3位が#7 F.ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS/トヨタ)。F1アメリカGPを欠場してこちらに出た格好のガスリーにとっては、実に残念な結末となった。

残念な結末という意味では、なによりファンにとって、である。この日も悪天候のなか、9500人の熱心なファンが現地で今季最後の戦いを見守った。決勝を戦わずしての決着となってしまったが、サーキット側としては「ご来場いただくお客様の安全を考慮して」(鈴鹿サーキット総支配人・塩津宏幸氏コメント)のやむを得ない判断だった。

なお、チケットの払い戻し等については、鈴鹿サーキットの公式ウェブサイトにて案内される。

消化不良に終わった感は否定できないが、SFは来季に向けての動きを年内から本格化させる。12月6〜7日には鈴鹿サーキットでルーキーテストを含めた合同テストが開催される予定だ。ガスリーやローゼンクヴィストの活躍で欧州からの注目度も一層増しているなか、また新たな強豪ドライバーの登場も期待されるところ。楽しみに待ちたい。

  • 遠藤俊幸
  • 悪天候により、なんとも残念な結末となったSF最終戦鈴鹿。《撮影 遠藤俊幸》
  • シリーズチャンピオンに輝いた#2 石浦宏明。《撮影 遠藤俊幸》
  • #2 石浦と#1 国本雄資を擁するセルモインギングはチーム部門タイトルも獲得。《撮影 遠藤俊幸》
  • 最終戦のポールシッター2人、ロッテラー(左)とマーデンボロー。《撮影 遠藤俊幸》
  • #36 ロッテラー(手前)がレース1のポールを獲得。《撮影 遠藤俊幸》
  • レース2のポールは#20 マーデンボローがゲット。《撮影 遠藤俊幸》
  • #15 ガスリーは「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得している。《撮影 遠藤俊幸》
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