電動化戦略を見据えたEVコンセプト、ビュイック『エンスパイア』…北京モーターショー2018[詳細画像]
GMのビュイックブランドは、中国で4月25日に開幕した北京モーターショー2018において、EVコンセプトのビュイック『エンスパイア』(Enspire)を初公開した。
このモデルは、電動パワートレインを搭載したSUVを提案するコンセプトカー。GMは中国において、電動車両のラインナップを強化する戦略を掲げており、エンスパイアはその戦略の方向性を示す1台となる。
パワートレインの性能は、モーターは前後に搭載される4WDとなり、システム全体で557hpものパワーを引き出す。その効果で、エンスパイアは0〜100km/h加速4秒以内のパフォーマンスを発揮する。
バッテリーの蓄電容量は公表されていないが、1回の充電での航続は、最大600kmを確保。急速チャージャーを利用した場合、バッテリーの80%の容量なら、充電は40分以内に完了する、としている。
GMによると、エンスパイアはGMのグローバルリソースを活用しながら、デザインと新技術を追求。将来の電動スマートモビリティのイノベーションを示すものになるという。
また、同じGMのシボレーブランドは、2017年に上海モーターショーで初公開したプラグインハイブリッドを想定するコンセプトSUV『FNR-X』を公開した。
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