【ルマン24時間】1-2で初制覇のトヨタ、東京本社で中嶋一貴と小林可夢偉が社員たちに凱旋報告

モータースポーツ レスポンス

21日、今年のルマン24時間レース(16〜17日決勝)で総合1-2フィニッシュを達成したトヨタが、東京本社にて社内向けの凱旋報告会を実施。中嶋一貴と小林可夢偉がトヨタの社員たちの前で1-2達成を報告し、祝福を受けた。

トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)にとって積年の悲願だったルマン総合初優勝、ついに今年それが実現した。TS050 HYBRIDの8号車を駆る一貴/S.ブエミ/F.アロンソ組が優勝し、7号車 可夢偉/M. コンウェイ/J-M. ロペス組が2位に。日本メーカーのルマン総合優勝はマツダ(1991年)に次いで2社目だが、1-2フィニッシュは初めてである。

これまでも惜しいところまではいっていたトヨタ。特に2016年のゴールまで残り数分、首位を走っていたマシンのコクピットから一貴の「ノーパワー!」というトラブル深刻化を告げる無線が入ったシーンは記憶に新しい。そういった厳しい経験も経て今年、トヨタと一貴は大概成就を果たした。

集まった多くのトヨタ社員および関係者を前に、一貴は「今回のプロジェクトとしては7回目のルマン、長い間お待たせしました」と、まさしく待望だった初優勝を報告。さらに「やっとこういうかたちで(トヨタの挑戦が)実を結びました。みなさんの声援あってのことだと思います」と続け、トヨタに関わる全ての人々への感謝を示した。

報告後は記念撮影、さらには両ドライバーによる社員向けサイン会も実施。この日は事前にメディア向けの凱旋会見も行なわれており、一貴は「(数日経っても)嬉しさよりホッとした気持ちの方が強いですね。今は抜け殻のようになっています」と語り、可夢偉も「いつもはシーズンが終わると(緊張が解けて)風邪をひいたりするんですが、初めてルマンの後に風邪気味です」と話していた。様々な意味で1-2必勝のプレッシャーが大きかった今年のルマン、彼らの“自分たちとの戦い”がどれだけを厳しいものであったか、そこにどれだけ賭けていたかを物語る談話である。

今年のルマンは世界耐久選手権(WEC)2018/2019シーズンの第2戦で、このシーズンは来年6月のルマン24時間レースが最終戦となる。つまり、おそらくは今年と同じ陣容でトヨタは来年のルマンにも臨むものと考えられ、周辺の戦力事情も大きくは変わらないとすれば、「チームメイト同士は(許される範囲内でガチンコの)勝負をしていました」(一貴)という戦況が来年も再現される可能性が高い。一貴は日本人選手初のルマン総合2勝目かつ連覇を、そして可夢偉は自身初優勝を目指し、再びを矛を交えることになる。

また、今年の10月12〜14日にはWEC18/19第4戦として恒例の富士6時間レースがある。WECの富士スピードウェイ戦は2012〜17年の6回でトヨタが5回優勝しており、一貴にも可夢偉にも、自身がとびきりの好走を演じての優勝がそれぞれある。ルマン1-2凱旋レースでの両者の最前線バトル再現にも期待が高まるところだ。

  • 遠藤俊幸
  • 小林可夢偉(左)と中嶋一貴(右)。《撮影 遠藤俊幸》
  • トヨタTS050の前で話す両ドライバー(マシンは今季仕様ではない)。《撮影 遠藤俊幸》
  • トヨタ社員のみなさんと記念撮影。《撮影 遠藤俊幸》
  • サイン会も実施。《撮影 遠藤俊幸》
  • ルマンを走る2台のTS050(#7=2位、#8=優勝)。《写真提供 TOYOTA》
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