ダイムラー、メルセデスベンツの新たな研究開発技術センター建設へ…電動化を推進
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ダイムラー(Daimler)は11月14日、メルセデスベンツの新たな研究開発技術センターを中国・北京市に建設すると発表した。
この研究開発技術センターの建設に、ダイムラーはおよそ1億4500万ユーロ(約190億円)を投資する計画だ。2020年に稼働することを見込む。
新たな研究開発技術センターは、総床面積5万5000平方mの広さを持ち、テスト施設とオフィスビルで構成される。テスト施設では、中国政府が推進するNEV(新エネルギー車)政策を視野に入れ、電動車向けを含めたパワートレインや充電システム、シャーシなどの研究開発を進めていく。
ダイムラーは、中国合弁パートナーの北京汽車(BAIC)と共同で、北京ベンツを設立しており、メルセデスベンツ『Cクラス』や『Eクラス』などを現地生産している。ダイムラーはメルセデスベンツの新たな研究開発技術センターを建設することにより、電動化を推進していく。
- 森脇稔