ゴーンショック?! トヨタ初の生え抜き女性役員お披露目にも影響[新聞ウォッチ]

業界 レスポンス

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年11月28日付

●GM、1万4000人削減へ、次世代開発費を確保(読売・8面)

●日産摩擦回避へ腐心、後任会長17日選出へ、人事・資本関係ルノーの反発の可能性(読売・9面)

●「後払い」報酬絵画で、ゴーン容疑者ら検討、日産が購入譲渡狙う(読売・39面)

●昨年度報酬実際は25億円か、ゴーン前会長、日産上限超過疑い(朝日・1面)

●全日空5月にA380 成田-ホノルル、超大型座席も広々(毎日・7面)

●日産、報酬・人事の監視強化、「指名委員会」設置を検討(産経・1面)

●レクサスから小型SUV発売、若者、女性開拓へ(東京・6面)

●車課税を抜本改革、20年度以降、走行距離に応じ、環境への影響配慮(日経・1面)

●ワンマン経営尽きぬリスク(日経・6面)

●プロトン再生、吉利頼み、マレーシア新国民車は中国製(日経・11面)

●自動運転事故捜査手法を研究、警察庁、ノウハウ確立へ(日経・42面)

●「単独室」は3畳、東京拘置所(日経・43面)

ひとくちコメント

激震が走った「ゴーン逮捕」から1週間が経過しても、相変わらずテレビのワイドショーをはじめ、新聞、雑誌を交えた報道合戦が過熱している。きょうの各紙は、さすがに1面のトップ記事で取り上げるほどのニュースのネタではないが、それでも経済面や社会面はその関連記事で埋め尽くされている。

朝日は1面準トップで「昨年度報酬実際は25億円か」とのタイトルで、直近の2017年度の報酬が、開示制度の導入後で最高の約25億円に上る疑いがあることが、関係者の取材でわかったと伝えている。

また、読売は社会面で、「『後払い』報酬絵画で、ゴーン容疑者ら検討、日産が購入譲渡狙う」として、報告書に記載のない報酬の「後払い」分について、日産が購入した高額の絵画を役員退任後に譲り受け、現金化するなどの具体的な受け取り方法を検討していた、と報じた。

さらに、毎日と日経は、日産自動車、仏ルノー、三菱自動車の「3社連合」のトップが29日にオランダで開かれ初会合の行方について分析。両紙とも日産とルノーの出資比率や提携内容の見直しが焦点としている。だが「両社の溝は深く妥協点を見出すのは容易ではない」(日経)とみている。

そのほか、日経の社会面では、特捜部に逮捕され、東京・小菅の東京拘置所に勾留中のゴーン、ケリー両容疑者の「単独室」の広さがわずか3畳ほど、と報じている。しかも、食事は1日3食、調理担当の受刑者が準備し、宗教上の理由などで食べられないものについては個別に配慮。ゴーン容疑者は体調面に問題なく、検事に自らの主張を展開。ケリー容疑者は憔悴した様子を見せることもあり、周囲に「米国に帰って家族に会いたい」などと話しているなどとも伝えている。

きのう28日は、トヨタ自動車がレクサスの小型SUVの新型車『UX』の発表会を東京・日比谷の東京ミッドタウン日比谷内で開催。生え抜きの女性で初めてトヨタの執行役員に就任し、その車両開発の責任者を務めた加古慈常務役員が車両説明を行った。

ところが、「ゴーン」取材で大忙しなのか、トヨタの新型車発表会にしては集まったメディアも少なく、記者からの質疑も名古屋中心のローカルメディアが目立っていた。トヨタの女性役員の本格デビューは日産やホンダに比べると“後発”だが、ゴーンショックのとばっちりがライバルの新型車発表会などにも及んでいるようだ。

  • 福田俊之
  • レクサスUX発表会《撮影 高木啓》
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