ホンダ、スポーツタイプのオフロードバギーを発表…ロサンゼルスモーターショー2018
ホンダの米国部門は、ロサンゼルスモーターショー2018において、新型『タロン1000』シリーズを初公開した。
ホンダは米国市場において、オフロード向けの小型四輪車、「サイドバイサイド」をラインナップしている。ロサンゼルスモーターショー2018で初公開された新型タロン1000シリーズは、ホンダがサイドバイサイドのスポーツセグメントに参入するために開発したモデルとなる。
ベーシック仕様の「タロン1000X」には、フロントにダブルウィッシュボーン、リアに3リンクのサスペンションを採用する。排気量999ccの並列2気筒ガソリンエンジンを搭載する。トランスミッションは、2種類の自動モードを備えたデュアルクラッチで、パドルシフトによるマニュアル操作もできる。セグメント初の「i-4WD」システムは、前輪左右間のスリップ量を制御する。ヒルスタートアシストは、坂道で車両を一時的に静止状態に保持してくれる。
上級仕様の「タロン1000R」は、全幅を110mmワイド化し、ホイールベースも127mm延長した本格オフロードバージョンだ。サスペンションのストローク量も増やしており、オフロードでの走破性を高めている。
- 森脇稔