電動化でまさにリアル「チョロQ」!? 復活の ディフェンダー に3ドア版
ランドローバーの本格オフローダー『ディフェンダー』次世代型に、ショートホイールベースの3ドアモデル『90』が設定されることがわかった。そしてそのプロトタイプを初めてカメラが捉えた。今年1月にもテスト車両を目撃したが、市販型は初となる。
先日スクープした5ドアモデルと比較すると、極端にホイールベースが切り詰められている上、ボックスタイプのカモフラージュにより、そのスタイルは「チョロQ」を彷彿とさせる。次期型には、EVやプラグインハイブリッドの設定も予想されており、差し詰め電動仕様のリアルチョロQといったところだろうか。
注目は、ジャガー・ランドローバーの次世代プラットフォーム「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)の採用だ。内燃機関、プラグインハイブリッド、EVなど、あらゆるパワートレインに対応し、軽量かつ剛性が高く、独立式リアサスペンションにより、最高の乗り心地を実現する。
パワートレインの詳細も見えてきた。エントリーモデルには、最高出力290psを発揮する2.0リットル直列4気筒「インジニウム」ガソリンエンジン、234psを発揮するディーゼルターボエンジンをラインアップ。9速ATトランスミッションと組み合わされる。そのほか上記の通り、遅れてプラグインハイブリッドやEVの設定も期待できそうだ。
ワールドプレミアは、2019年以降が予想される。
- 子俣有司@Spyder7