ポルシェ、電動化に対応する新トレーニングセンターを世界に拡大…日本にも2019年1月開設へ
ポルシェ(Porsche)は12月18日、新たなトレーニングセンターを世界市場で拡大展開すると発表した。2019年1月には、日本国内にも初の拠点が開設される。
ポルシェの新たなトレーニングセンターは、車両の電動化をはじめとした新時代のテクノロジーに対応可能な人材を育成するための施設だ。「ポルシェ コネクト」などのデジタル化にも対応する狙いがある。
ドイツのポルシェ本社では中核となるスポーツカービジネスに加えて、ポルシェ初のフル電動スポーツカーの『タイカン』とその派生モデル、現行モデルレンジのハイブリッド化とフル電動化、充電インフラとスマートモビリティ開発を含む電動モビリティ全般に対して、2022年までに60億ユーロを超える投資を予定している。
ポルシェは、この新たなトレーニングセンターを世界市場で拡大展開する。フィリピンのマニラ、南アフリカのケープタウンに続いて、世界第3のトレーニングセンターをメキシコのプエブラに開設した。
さらにポルシェは2019年1月、神奈川県横浜市に新たなトレーニングセンターを開設する予定だ。その後、アジア太平洋地域において、トレーニングセンターの追加開設を計画している。
- 森脇稔