VWが移動式の急速充電ステーション、最大15台のEVを17分で同時充電
エコカー
レスポンス
フォルクスワーゲン(Volkswagen)は、移動式の急速充電ステーションを開発し、2019年前半にドイツ国内に設置すると発表した。
フォルクスワーゲンが開発した移動式の急速充電ステーションは、100kWの急速充電が可能だ。蓄電容量は最大360kWh分に対応しており、これにより、フォルクスワーゲンが2019年に市販予定の新世代EV、『ID.』を含む最大15台のEVを同時に充電できる。最新の急速充電技術のおかげで、充電時間は平均17分で済むという。
移動式の急速充電ステーションは、例えば公共駐車場、企業の敷地内、大規模なイベントなどにおいて、一時的な充電ポイントとして、必要に応じて柔軟に設置することができる。設置場所は、インターネットやスマートフォンのアプリで、簡単に見つけることができる。
最初の移動式の急速充電ステーションは、パイロットプロジェクトの一環として、ドイツ国内に2019年前半に設置される予定だ。フォルクスワーゲンは2020年以降、移動式の急速充電ステーションを他の都市やコミュニティに拡大していく、としている。
- 森脇稔