データ活用で交通事故撲滅へ、NTT西日本など高松市で実証事業開始
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NTT西日本 香川支店は、企業や自治体が保有するデータとオープンデータを活用した交通事故撲滅に向けた実証事業を1月から3月まで実施する。
今回の実証事業は、人口あたりの交通事故発生件数および交通事故死傷者数の減少という、高松市が抱える課題解決に向け、スマートシティたかまつ推進協議会の会員である高松市およびNECと連携して行うもの。
実証事業では、NTT西日本の社用車に装着したドライブレコーダーの動画情報等を活用・分析し、特定したヒヤリハットを引き起こす危険要因データおよび発生場所データ、香川県警察の交通事故データを収集。これらデータをマップ化し、教育・福祉施設の場所やイベント情報等、他のオープンデータとともに、行政による交通安全の啓発活動等における活用可能性を検証する。また、各種データに基づいて、実際に危険箇所付近を運転中のドライバー向けに音声で注意を促すアプリによる有用性等も検証する。
- 纐纈敏也@DAYS