ZF、自動運転の頭脳にザイリンクスの技術を採用…リアルタイムでデータ収集&処理
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ZFとザイリンクスは1月6日、提携を結び、ザイリンクスの技術をZFの人工知能(AI)ベースの自動車用コントロールユニット、「ZF ProAI」に採用すると発表した。
ザイリンクスは米国カリフォルニア州に本拠を置き、エンドポイントから、エッジ、クラウドに至るまで、多種多様な技術を搭載したアダプティブ プロセッサやプラットフォームを開発している。ザイリンクスが発明した技術には、FPGA、ハードウェア プログラマブル SoC、ACAP などがある。
ZF ProAIは、ZFとエヌビディアが共同開発した人工知能ベースの自動車用コントロールユニットだ。ZF ProAIは車載に対応でき、クラウド経由の高機能化アップデートやアップグレードが可能。ZF ProAIは自動運転の頭脳としての役割も担う。
ZFは、ZF ProAIにザイリンクスのプラットフォームを導入して、リアルタイムのデータ収集と処理、配信を行う。ZFは、新しいAIベースの電子制御ユニットでAI処理を高速化する、としている。
- 森脇稔