広州汽車が電動SUV提案、ダッシュボード全面がほぼディスプレイ…デトロイトモーターショー2019
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中国の広州汽車集団(GACモーター)は1月15日、米国で開催中のデトロイトモーターショー2019において、EVコンセプトカーの『エントランゼ』(GAC ENTRANZE』を初公開した。
広州汽車集団は、中国の自動車大手のひとつだ。日本の自動車メーカーとの間では、トヨタやホンダ、三菱、日野と合弁事業を展開する。海外の自動車メーカーでは、フィアットと合弁会社を設立している。また、近い将来の北米市場への参入も計画している。
デトロイトモーターショー2019でワールドプレミアされたのが、EVコンセプトカーのエントランゼだ。米国カリフォルニア州ロサンゼルスの同社のデザインセンターが手がけた電動SUVコンセプトカーになる。
エクステリアは弾丸がモチーフで、そのインテリアには航空機にヒントを得た通路と3+2+2のシートが配置される。最新のコネクティビティが追求されており、前席の両サイドと助手席前方に、大型ディスプレイを装備し、ダッシュボード全面がほぼディスプレイに。後席乗員のエンターテインメント用の曲面ディスプレイも採用している。
- 森脇稔