日産の働く車、電源は リーフ の再生バッテリーで…移動ワークショップ提案
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日産自動車の欧州部門は1月18日、ベルギーで開幕したブリュッセルモーターショー2019において、『NV300 コンセプトバン』(Nissan NV300 Concept-van)を初公開した。
同車は、日産の欧州市場における主力商用車のひとつ、新型『NV300』をベースに開発されたコンセプトカーだ。移動ワークショップを提案している。
NV300 コンセプトバンには、日産が今春、欧州市場に導入する「日産エナジーローム」を搭載する。日産エナジーロームは、『リーフ』から取り外された使用済みバッテリーパックを再利用したポータブルバッテリーで、移動式ワークショップで使用する電動工具などの電源として活用できる。
また、NV300 コンセプトバンには、ソーラーパネルを装着する。ソーラーパネルから得られた電力によって、日産エナジーロームを充電することもできる。このポータブルバッテリーは、700Whの蓄電容量と1kWの最大出力を備えている。
- 森脇稔