三菱の欧州販売19%増、エクリプスクロス が貢献 2018年
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三菱自動車(Mitsubishi Motors)の欧州部門は1月23日、2018年の欧州新車販売の結果を発表した。総販売台数は16万5259台で、前年比は19%増と2桁増を達成している。
2018年の市場別実績では、最量販市場のドイツが5万2196台を売り上げ、前年比は15%増と伸びた。ドイツでの販売台数が5万台を超えたのは、2000年以降では初となる。英国も3万0952台を販売し、前年比は17%増と好調だ。
以下、スペインが前年比24%増の1万3461台、フランスが前年比64%増の7303台、イタリアが前年比41%増の7262台、オランダが前年比43%増の7203台、ポーランドが前年比48%増の5894台で続く。いずれも、大幅な増加となった。
大幅に新車販売を伸ばした最大の要因が、『エクリプスクロス』の投入だ。2018年、エクリプスクロスは欧州で2万7000台以上を販売し、新車販売の2桁増に貢献する。『ASX』(日本名:『RVR』に相当)も2018年、3万台以上を売り上げる。
また、2018年9月に欧州市場に投入された改良新型『アウトランダーPHEV』に対する需要も根強い、としている。
- 森脇稔